一瞬、わからなくなった。
相手が本気だということだけが胸に食い込んだ。
身を包み込んでいた高揚感は一気に体温までも下げて消え失せ。
ただ、後にはどうしようもない怒りだけが、浮かんでいた。
あまり気にもしていなかったが。
誕生日の日にこんなことが起きるとは。
だれが、予期しただろうか。
『ああ、死ね』
その口から。
まっすぐ刺さった言葉に。
ざわりと全神経が呼応した。
まっすぐなルフィに。
一番近づいたような気がしたのは。
これが最後だと・・・
そう心が下した結果だろうか・・・
【そして、小説部屋の
誕生日SSへ続く・・・】
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